敏感肌のための化粧品のブランドとして、有名なのがDECENCIA(ディセンシア)とETVOS(エトヴォス)です。
この2つのブランドの化粧水をさまざまな角度から徹底比較してみましょう。
ここでは、DECENCIA(ディセンシア)からはアヤナス(ayanasu)のコンセントレートを、ETVOS(エトヴォス)からはモイスチャライジングローションを取り上げて、比べてみましょう。
- DECENCIA(ディセンシア)アヤナス ローション コンセントレート
- ETVOS(エトヴォス)モイスチャライジングローション
目次
まずは見た目から比べてみましょう
DECENCIA(ディセンシア)、ETVOS(エトヴォス)ともに、お得に購入するには公式サイトを訪れることになります。
公式サイトって、この商品がどんな思いで作られたのかとか、その商品に対する意気込みとか、雰囲気も含めてよく分かるんです。そこで、まずはちょこっと公式サイトを覗いてみましょう。
DECENCIA(ディセンシア)アヤナス 公式サイト
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公式サイトでは、はじめにDECENCIAのロゴがキラーンと光ったりして、凝った作りになっています。
赤のブランドのカラーが前面に押し出されていて、字や図も大きく、読みやすいサイトです。私の環境では少々表示するまでに時間がかかりました。
ETVOS(エトヴォス)モイスチャライジング 公式サイト
落ち着いた、目に優しい色使いです。表示も早く、情報が探しやすいです。
実際にモイスチャライジングローションのページでは、どんな成分を無添加としたのかなど、具体的に知りたい情報にすぐたどり着くことができます。
派手さは抑え目に、堅実に、という雰囲気に好感が持てます。
DECENCIA(ディセンシア)アヤナス パッケージ
アヤナスは、ビビットな赤のパッケージです。
この赤いアヤナスは「強くしなやかで芯のある現代女性」をイメージしているのだそうで、ブランドへの思いが込められている感じがします。
キャップが斜めの形なのも、女性がストレスに負けずに、ストレスを断ち切るという意味があるのだそうです。敏感肌は刺激やストレスにやられっぱなしではないぞ、という意気込みでしょうか。
ETVOS(エトヴォス)モイスチャライジング パッケージ
写真はトライアルセットの化粧水ですので、少し小さいパッケージになっています。本品サイズはひとまわり大きいサイズとなります。
白くてシンプルなパッケージです。
ETVOS(エトヴォス)のブランドコンセプトとして公式サイトに
と書いてあります。白いシンプルなパッケージがナチュラルサイエンスのイメージとよく合っています。
保湿成分を徹底比較
化粧水の主な成分は水とグリセリンです。
グリセリンは、皮膚の常在菌が、肌表面の皮脂を分解して肌を弱酸性に保つはたらきをするときに生成される物質で、肌表面を覆うバリアの機能の一つを担っています。
洗顔等で皮脂が洗い流されたときに、グリセリンを補うことが化粧水のひとつの目的になります。
化粧品各社では、化粧水に保湿成分を加え、効果的なスキンケアアイテムとなるように製品開発されています。
敏感肌や乾燥肌の場合は、肌の水分保持機能が薄れていたり、角質層での保湿機能が低下していたり、肌のターンオーバーの周期が乱れていたりします。
これらの機能を修復したり、補ったりするための保湿成分は、どんな違いが見られるのでしょうか。アヤナスとエトヴォスで比較します。
DECENCIA(ディセンシア)アヤナス ローション コンセントレート 保湿成分
セラミド2(ヒト型セラミド)
肌を守る角質細胞の細胞間脂質と同様の保湿成分が、ヒト型セラミドです。アヤナスは、セラミド2という種類のセラミドを含んでします。
アヤナスのセラミドは、セラミドナノスフィアという技術で、保湿成分を包んだカプセルのような形態になっています。これにより、保湿成分の浸透が4倍になっています。
このような特殊な技術についての解説も、余すところなくアヤナスの公式サイトには掲載されています。そのようなところにも、好感が持てます。
アヤナスのグリセリンと、プロパンジオール
アヤナスのグリセリンは、さきほどのセラミドとともに、高い浸透を誇るグリセリンになっています。
公式サイトの解説によれば、
「もともと水に溶けやすいグリセリンが、肌から出る皮脂の成分ともなじみやすくなり、高い浸透性を獲得した」
というのですが、こちらの詳しい意味はわかりません。
ただし、アヤナスにはグリセリンのほかに、ジグリセリンとプロパンジオールが配合されています。
プロパンジオールは100%植物由来の天然保湿成分で、グリセリンとも相性がよく、抗菌作用もあります。似たような保湿剤にBG(ブチレングリコール)もありますが、プロパンジオールのほうが保湿成分として秀でていて、安全性も高いです。
ジグリセリンはさらっとしたテクスチャーでありながら、グリセリンよりも保湿効果が高いことで知られています。
このあたりの保湿成分の組み合わせは、相乗効果を狙っているといえます。
ETVOS(エトヴォス)モイスチャライジングローション 保湿成分
ホスホリルオリゴ糖Ca
ホスホリルオリゴ糖Caは天然由来の高保湿成分で、別名リン酸化オリゴ糖カルシウムです。江崎グリコ株式会社が登録商標を持っているということで、そちらのサイトを調べてみました。
このホスホリルオリゴ糖Caにはさまざまな特長があります。
ジャガイモのデンプンから作られるということなので、植物由来の成分を積極的に採用するETVOS(エトヴォス)のコンセプトに合致します。
スキンケアとして見逃せないのは、ホスホリルオリゴ糖Caが、セラミドを作り出す効果を促進させるというものです。
正常ヒト表皮ケラチノサイトを0.1%POs-Ca添加培地で144時間培養し、コレステロール、セラミド類をTLCで評価したところ、POs-Caの添加によりこれら細胞間脂質の産生量の上昇が認められました(図E)。
(江崎グリコ株式会社のサイト https://www.glico.com/nutrition/product/finechemical/posca02/ より引用)
POs-Caというのは、ホスホリルオリゴ糖Caのことです。
3つのグラフのうちの真ん中のグラフ、赤よりも青の棒グラフが伸びているじゃないですか。
これは肌がセラミド2を作り出す量がどうなったのかを示します。赤い棒グラフはホスホリルオリゴ糖Caなし、青い棒グラフはホスホリルオリゴ糖Caあり、の場合です。
赤よりも青のほうが2倍になっています。つまりホスホリルオリゴ糖Caを加えると、肌がセラミド2を作る量が倍増した、ということを示しています。
これにより、ETVOS(エトヴォス)モイスチャライジングローションは、肌のセラミドを生成をサポートするということです。セラミドを与えるのではなく、肌のセラミドを生み出す力を倍増させるということなんですね。
敏感肌や乾燥肌のバリア機能を高めたり、ターンオーバーを正常にしたりできるというわけです。
ヒアルロン酸など
ヒアルロン酸が保湿成分であるのは有名です。ETVOS(エトヴォス)はヒアルロン酸だけではなく、ヒアルロン酸の2 倍の保湿力を誇る、リピジュア(ポリクオタニウム-51)を配合。
グリセリンとプロパンジオール
ETVOS(エトヴォス)にもプロパンジオールが配合されています。成分表にはグリセリン、ジグリセリンとともに記載されているので、成分の上ではアヤナスと互角ということになります。
ジグリセリンはさらっとしたテクスチャーでありながら、グリセリンよりも保湿効果が高くなっています。
プロパンジオールは100%植物由来の天然保湿成分で、抗菌作用もあります。BG(ブチレングリコール)よりもプロパンジオールのほうが保湿成分として秀でていて、安全性も高いです。
敏感肌に向けた低刺激で肌にやさしい化粧水かどうか
個人差はありますが、敏感肌は化学物質が刺激になりやすい状態です。そこで、これらの刺激となる物質をなるべく配合しない、というのが敏感肌用化粧品としての指標になります。アヤナスとエトヴォスに刺激となりうる成分が入っているのかどうか、調べてみました。
アヤナスとエトヴォス両方に共通すること
アルコール(エタノール)について
敏感肌にとってもっとも刺激となりやすいのが、アルコール(エタノール)ですが、アヤナスにもエトヴォスにも含まれていません。
防腐剤について
敏感肌で防腐剤にかぶれる人もいます。化粧品の品質を安定させ、腐らないために防腐剤は必ず化粧品に配合されます。
アヤナス、エトヴォスともにフェノキシエタノールが含まれています。緑茶(玉露)の揮発成分から発見された防腐剤がフェノキシエタノールです。
多くの化粧品に防腐剤として配合されるパラベンは、アヤナス、エトヴォスともに含まれていません。
アヤナスの敏感肌の低刺激への取り組み
アヤナスは敏感肌専用ブランドとして展開しています。敏感肌用化粧水だけでなく、敏感肌用美容液、敏感肌用クリームとライン使いできる安心感があります。
また、合成香料不使用がうたわれています。
ただ、アヤナスの化粧水には、PPG-24グリセレス-24という界面活性剤が含まれています。
少量ですがBG(ブチレングリコール)は保湿と抗菌作用があります。植物エキスの抽出に使われていると思われます。
これらの成分に注意して化粧品を選んでいる人は、いちおうチェックするとよいと思います。
エトヴォスの敏感肌の低刺激への取り組み
エトヴォスははっきりと、
「シリコン、パラベン、界面活性剤、鉱物油、合成香料、着色料は不使用」
とうたっています。敏感肌でこれらの成分に注意して化粧品を選んでいる人にとっては、安心できます。
ただ、エトヴォスの化粧水には、BG(ブチレングリコール)が含まれています。
アヤナスと違って、成分表の6番目ですので、濃度が高いと思われます。BG(ブチレングリコール)には保湿と抗菌作用があります。
また、その次にヘキサンジオールが記載されています。BGと同様の保湿・抗菌のはたらきがあります。
これらの成分に注意して化粧品を選んでいる人は、いちおうチェックするとよいと思います。
化粧水の使用感をレビュー
実際に
- DECENCIA(ディセンシア)アヤナス ローション コンセントレート
- ETVOS(エトヴォス)モイスチャライジングローション
この2つの化粧水の使用感をレビューしてみましょう。
DECENCIA(ディセンシア)アヤナス ローション コンセントレート 使用感のレビュー
開けた瞬間、いい香りがします!ラベンダーと、ゼラニウムの香りでしょうか。
さらりとしていていながらも、少しとろみのあるテクスチャーです。
本当にいい香りがします。アヤナスはこの香りがとても特長です。ラベンダー花水と、ローズマリーエキスが際立っています。
両手を重ねて、ローションをなじませ、温めてからぬると、肌へすーっとなじんできます。まさに、濃密化粧水!なじんだあとの肌は、水分で満たされ、弾力を感じます。
ETVOS(エトヴォス)モイスチャライジングローション 使用感のレビュー
さらりとしたテクスチャーでありながら、化粧水としてはしっとりとした使い心地です。ほのかに香るラベンダーがスキンケアを極上のリラックスタイムにしてくれます。
敏感肌・乾燥肌向けスキンケアアイテムとうたっているだけあり、肌表面にしっとりとうるおいを感じられるアイテムです。
気になるお値段は?
公式サイトでお得に購入できるとはいえ、敏感肌用の化粧水は、肌に合うのか試してから使いたいものです。
そこで、アヤナスもエトヴォスも、トライアルセットが用意されています。
DECENCIA(ディセンシア)アヤナス トライアルセット
アヤナストライアルセットは化粧水20ml、美容液、クリームのセットに、さらにアイクリームのおまけ付です。
- アヤナス ローション コンセントレート(化粧水)20mL
- アヤナス エッセンス コンセントレート(美容液)10mL
- アヤナス クリーム コンセントレート(クリーム)9g
10日間分のトライアルセットです。
おまけに、アヤナス アイクリーム コンセントレート(アイクリーム)1回分が付属しています。
トライアルセットは、初回限定で980円(税込)になっています。もちろん、日本全国、送料&振込手数料無料。
ディセンシアは通販ブランドのため、一般の量販店やドラッグストアでは手に入れることができません。
ぜひ公式サイトをチェックしてみてください▽
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ETVOS(エトヴォス)モイスチャライジング トライアルセット
エトヴォスモイスチャライジングのトライアルセットは2,400円(税抜)で化粧水、美容液、クリーム、石けんのセットです。
- クリアソープバー(洗顔せっけん)10g
- モイスチャライジングローション(化粧水)30ml
- モイスチャライジングセラム(美容液)10ml
- モイスチャライジングクリーム(保湿クリーム)5g
たっぷり2週間使える(14日間)のトライアルセットは、通常価格2,400円のところ、
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DECENCIA(ディセンシア)アヤナス ローション コンセントレートをお得に購入する方法
DECENCIA(ディセンシア)アヤナス ローション コンセントレートは通常価格(税込)で5,400円ですが、公式サイトから定期お届けコースを申し込みすると、
10%OFFの4,860円
ETVOS(エトヴォス)モイスチャライジングローション をお得に購入する方法
ETVOS(エトヴォス)モイスチャライジングローションは通常価格3,200円(+税:256円)ですが、公式サイトから定期コースを申し込みすると、
10%OFFの2,880円(税抜)
アヤナスとエトヴォスの化粧水の全成分表
DECENCIA(ディセンシア)アヤナス ローション コンセントレートの全成分
DECENCIA(ディセンシア)アヤナス ローション コンセントレートの全成分はこちらです。
ETVOS(エトヴォス)モイスチャライジングローションの全成分
ETVOS(エトヴォス)モイスチャライジングローションの全成分はこちらです。